香呑み/大塚一弘

最初のオリジナルアイテムはこの人とつくりたい

益子焼・清窯の職人である大塚一弘さんとchoudoの出会いは5年前。書籍の取材がきっかけでした。大塚さんのつくる器に強く惹かれ、大塚さんに会いたくてその後もずっと交流を続けました。そして、ホームページを立ち上げるにあたり「是非オリジナルの器を一緒につくってください!」と厚かましくお願いをして(笑)、草案から完成までを一緒に練り上げてつくられたのがこの「香呑(こうの)み」です。

香りを楽しむために考え抜かれたフォルム

「ワインのように香りが楽しめる湯呑みをつくりたい」というのをメインコンセプトにして、大塚さんとの湯呑みづくりがスタートしました。話し合いながら設計図に落とし込むという作業と同時に、香りをためる角度や持ち手の厚みなども細かく調整していきました。設計図は本当に大ラフのようなもので、ほとんどはイメージトレーニングのように身体でシュミレーションしていく大塚さんの姿が印象的でした。

「土」から「器」へ。ものづくりの現場は凄い

大塚さんは、とても温厚な人柄で気さくな方ですが、器づくりに入ると厳しい表情をした職人へと一変します。それもそのはず。ろくろが回り始めれば、一瞬かと思うほどの早さで土の塊が器へと形成されるからです。自分の手の動きひとつで、どんな形にも変わっていく。まさに職人の経験や技がそのまま形になる瞬間。香りをためる部分の角度を確かめながら、「香呑み」が目の前でつくり上げられていきます。

「香呑み」完成までは、まだまだ遠い道のり

形はでき上がっても、完成まではまだ気が遠くなるほどの工程が待っています。成形→削り→乾燥→素焼き→釉掛け→本焼きまでをこなさなければ、「香呑み」は完成しません。また、実際に焼き上がったものでなければ持った感じや飲み心地もわからないため、商品化されるまでは、作る→試す→改善点を洗い出す→作る→試すという過程を何度か経ているのです。

難しい色分けにこそ、職人技が生きている

「香呑み」のデザイン的な特徴のひとつに、セパレートされた色分けがあります。もともと大塚さんの作品にセパレートに色づけされた器があり、デザインを話し合う時に「香呑み」も是非こんな感じで!と気軽にお願いしてしまったのですが、実際に釉薬をかけているところ見て驚きました。なんと、素焼きした湯呑みを持って釉薬の中にどぶりと浸ける一発勝負!これこそ熟練の職人さんしかできない技ですね。

火の番をしながら本焼きをしてようやく完成

大塚さんがつくった、たくさんの器の中に「香呑み」もまぜてもらい、いよいよ本焼きです。本焼きの時は火加減や色味を何度か確かめなくてはならないため、窯のそばからなかなか離れることができません。こんな大変な工程を経て焼き上がった「香呑み」は、見ての通り艶やかでとても美しい形になりました。繊細なお茶の香りだけではなく、ワインを注いで和テイストでも楽しめます。

C001

益子焼・清窯
大塚一弘 × choudo
香呑み

ギフト包装

ギフトラッピングについて

在庫状態 : 在庫有り
¥3,800(税別)
数量
材質:陶器
サイズ:径約78mm×高さ85mm
重さ:約220g
※ひとつひとつ手づくりのため、色味や模様、重量、寸法などがそれぞれ少しずつ異なります。

【ちゅうい】
1. 電子レンジ可。食洗機の使用は欠ける可能性があります。
2. ご使用前に器を、ぬるま湯または水の中に10分程浸してから使用すると、着色や油汚れをある程度防ぐことができます。
3. 長時間のつけ置きなどはにおいや汚れが染みつく原因となることがあるため、使用後はなるべく早く汚れを落としてください。