今年で7年目を迎える「文房具屋さん大賞」とは
「文房具屋さん大賞」は2013年からスタートし、おかげさまで制作も今年で7年目を迎えます。もともとは、東京カルチャーカルチャーで開催している「文具祭り」から派生した企画で、このイベントの中で紹介している最新文房具を1冊の本で紹介できたらおもしろいだろうな、というところからスタートしました。毎年、文房具のプロである文房具屋さんが審査員になって「大賞」と各賞が選ばれます。
殿堂入りを果たした歴代の受賞アイテムを公開
歴代に選ばれた「大賞」作品をみてみると、その当時は画期的なアイテとして話題となり、そして今では欠かせない文房具になっているものばかりです。毎日当たり前に使っている文房具は、メーカーのたゆまぬ努力があって日々進歩を続けています。見た目は既存のものとそれほど変わらないのに驚くべき高機能が搭載されていたり、使い心地が格段に良くなったり、文房具の世界は本当に奥深い!
今年の大賞は四角いのり。ありそうで無かった理由とは
「文房具屋さん大賞2019」の大賞は、コクヨの「GLOO スティックのり」が選ばれました。とてもおしゃれなデザインだけではなく、四角い形状なので封筒の隅まで一度にのりづけできます。ありそうでなかった四角いのり。実は、四角い形に四角いキャップをはめると気密性に欠けたり、四角い型にのりをまんべんなく流し込むのも相当大変な作業になるそうです。そのあたりは、大賞開発秘話を是非ご覧ください!
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choudo
上原玲子と木庭將が設立した編集ユニット。文房具や雑貨など、暮らしに寄り添うアイテムをテーマにした書籍を多く制作し、全国のものづくりの作家とユーザーをつなぐECサイトも運営。最近では文房具イベントやアイテムのプロデュースも手掛けている。
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